生き方を改める
生態系の食物連鎖の中では、消費者の間で「生物濃縮」します。
たとえば、植物性のプランクトンを今度は形の大きい動物性のミジンコなどのプランクトンが食べます。
何十匹も何百匹も食べます。
そこでまた濃縮されます。
それを小魚や小エビが食べ、さらに大きな魚が食べるのです。
ぜいたくな人間・猫やコウノトリは、もっとも栄養価の高い大きな魚を食べます。
・・・したがって、特定の薬物・毒物が、水の中で、また植物性プランクトンの体内ではいわゆる基準量以下であると測定されたとしても、それが人間の身体や高等動物の体内に入ってくる時には、しばしば何千倍あるいは一万倍近くも濃縮され、人や動物の死までもたらすのです。
このように見てくると、理想的な自然環境、人類が生きのびるための自然との共存関係についての環境の許容限度に対して、深い究明がきわめて重要でしょう。
しかも、それは単に科学的・技術的な対応策だけでは不十分です。
この地球上に住むすべての人たちが新しい時代に対応して、限られた地球上で、また地域で、まちがいなく孫子の代まで健全に生きてゆくために・・・
そのためには、自分も含めて、グローバルな生態系、それを支えている地域生態系の枠の中での生き方を考えるべきではないでしょうか。