自然の浄化力は無限ではない 2
廃棄物のなかで、生活から生まれるごみは約1kg/人・日に達しています。
その内、自家処理率は年々減少してきて、現在では5%前後となっています。
廃棄物で大きな比重を占めるのが産業廃棄物で、約3億t/年も排出されているのです。
大量に出される産業廃棄物のなかで資源として再利用されている割合は少ないのです。
たとえそれがどれ程経済的であり、一時的に生活上の便利さ・簡便さがあったとしても、トータルとしてのそれぞれの地域の閉鎖システムとしての生態系・・・
さらにグローバルな地球的な規模の中での自然の強さ、分解・還元能力を十分に検討しないで、無視し甘えた結果、現在、環境に対してさまざまなひずみを与えてきています。
人間は、生態系の中でも消費者の立場にあります。
緑の植物が生産者とすれば、実は緑の植物に全面依存する立場でしか固有の文化も知性も感性も健康も維持出来ません。
結果的には、人間にしっぺ返しが行なわれてきているのではないでしょうか。