思わず見たくなるアメリカンドラマ事情 その9
アメリカの視聴者たちもそのことを敏感に感じ取ったのか、スタート当初こそ人気は高かったが、視聴率は急激に落ちていった。
良心的なヒューマン・コメディとして注目を浴びた「ジュリア」だったが、エミー賞には縁がなく、主演のダイアン・キャロルはビル・コスビーのようにエミー賞を受賞することはなかった。
「アイ・スパイ」「ジュリア」に続いて、七〇年には登場人物のすべてが黒人のコメディがABCから始まった。
劇作家二ール・サイモン作の大ヒット舞台劇「裸足で散歩」の登場人物を黒人に変えて、TVシリーズ化したのである。